コーヒーは生の豆を焙煎し、熱を加えることによって化学反応を起こし、茶色く香り豊かな豆になります。焙煎をどれだけ強く・深くするかによって、風味が変わります。
焙煎が浅いものは酸味が強く苦味が弱くなり、焙煎が深いものは苦味が強く酸味が弱くなります。
当店おすすめローストは、
浅煎り:ミディアムロースト 中煎り:ハイロースト 深煎り:シティーロースト
豆の特徴を活かした焙煎になります。
味覚の傾向は、苦味が好きな人、バランス良くマイルドな味わいが好きな人、軽くスッキリとした酸味が好きな人に分かれます。
苦みや深いコクが好きな人は深煎り、マイルドな味わいが好きな人は中煎り、軽くスッキリとした酸味が好きな人は浅煎りがおすすめです。
コーヒーは国により味の傾向が異なります。同じ国でも産地や農園・精製方法でも味が異なりまが、世界を4つの地域に分け把握すると、自分の好みが見つけやすくなります。
アラビカ種は品質(香り、味)が優れていて、世界のコーヒー市場の70~80%を占めています。ロブスタ種は病害虫に強く低地栽培が可能な為、生産量が安定。比較的安価で缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料としてしようされています。リベリカ種は、現在はほとんど生産されていません。
アラビカ種 色々・・・
ティピカ種、ブルボン種、カトゥーラ種、ムンドノーボ種、パカラマ種、ゲイシャ種
農園内でも、精製方法の違いで風味に差がでます。精製方法による風味の違いと代表的な精製方法を簡単に解説します。
コーヒー豆の果肉を付けたまま 乾燥させ、その後脱穀・精製する方法です。
果肉の風味が残り、個性が強くなる傾向があります。
欠点豆が混入しやすく、味のクリーンさが損なわれることもあります。
最もポピュラーな精製方法です。 コーヒーの果肉を取り除き、水洗いなどでキレイにしたあとに乾燥させる方法です。
欠点豆の混入も防ぎ、味もクリーンになりますが、個性が弱くなる傾向もあります。
一部果肉を残し除去した後、乾燥させる方法です。個性が強く、甘みが増すと言われてます。
どの程度の果肉を残すかによって、 ホワイトハニー、イエローハニー、レッドハニー、ブラックハニー に分けられます。管理が難しいため、失敗すると味が濁ることもあります。
インドネシアの一部地域で多く取り入れられている乾燥方法です。超短期間の乾燥によって、豆が水分を多く含有する状態で保存されます。独特の強いボディ感がでます。
コーヒー豆からカフェインの成分を除去する方法です。
いくつか方式はありますが、おすすめはウォータープロセスです。化学薬品を使わず、安全にカフェイン成分だけを除去します。豆の風味はそのまま残るため、体に優しくおいしいコーヒーが楽しめます。